活動方針

私たちは、益々変化の激しい経営環境を乗り越えていくために、積極的な異業種間の情報交換やビジネス協力・連携で、強みを出し合える場をつくり、新たな市場価値を創造します。また、各業種・企業では今後、より高度なサービス、より良い商品の開発が求められており、異業種間連携による新たな仕事づくりにも挑戦します。そして、連携することでの共通課題を含めた「政策要望・提言」づくりに取り組み、中小企業の経営環境の改善に貢献します。
そのために次の7つを柱に活動をすすめます。

 

2021年度の活動方針

  • 1.新たな市場価値の創造を目指して、部会例会(連携体験報告とグループ討論)や学習会・視察等を開催し、ビジネス協力と連携へ繋げます。
  • 2.業界・業種や地域それぞれの課題を出し合うワークショップ学習会や事業プレゼン会・フェア等を開催し、部会員同士のビジネスマッチングや新しい仕事づくりを図ります。また、アドバイスや相談し合える場をつくります。
  • 3.「ITまつり」「沖縄の産業まつり」など各種イベントの出展を通して他団体との連携を図り、企業連携事業の具体化に取り組みます。
  • 4.政策要望・提言の活動を通して、昨年度「沖縄県中小企業の振興に関する条例」の基本方針に「情報通信技術の活用による生産性の向上」の項目が改正・追記されました。引き続き、沖縄県をはじめ各市町村や関係機関と連携し、各業界の発展に向け「条例」を活用すべく中小企業の声をあげていきます。
  • 5.世界の共通課題でもある持続可能な開発目標(SDGs)について学び、業界や企業における持続可能なビジネス目標を達成させるとともに、地域または地球全体の課題解決にも果敢にチャレンジしていきます。
  • 6.部会員の参加率向上に取り組み、会活動の更なる活性化を図ります。また、活動の付加価値を高めることで会員の増加を目指します。
  • 7.以下は委員会方針
  • <観光委員会> 
    ①「いちゃりばうちな~観光研究会」のこれまでの実績を踏まえ、観光産業と異業種の連携づくりに向けて、さらに充実した取り組みに発展させます。
    ②観光関連企業の先進的かつ注目される取り組みを現場で体感できる現場見学例会を実施します。
    ③「ま~さむんロード」等を通じ、部会全体の交流を深めます。
    <建設委員会> 
    ①県内建設産業の未来についての研究会を開催します。
    ②県内の公共工事や施設の視察を実施して学習します。
    ③異業種交流を深めて各分野の着眼点を吸収します。
    <情報委員会>
    ①企業間で互いの強みを出し合い、互いにメリットを享受できるビジネス連携ビジネスを目指し、視察、勉強会、共同委員会などを行います。
    ②ITの活用で中小企業のデジタルトランスフォーメーションを支援します。
    ③同友会会員企業のIT経営を啓蒙・推進します。
    ④小規模事業者等IT導入支援事業に積極的に参画します。
    <環境委員会> 
    ①地球温暖化防止のため、2021年3月に策定された県の「第2次地球温暖化対策実行計画」「クリーンエネルギー・イニシアティブ」への会員理解を深め、関連事業への会員参画に努めます。
    ②県内の地産地消エネルギー推進のため、重点的には家畜糞尿・食品廃棄物等原料のメタン発酵発電、廃食油発電等の事業化拡大を県に働きかけ、同事業への会員参画に努めます。
    ③2030~2050年の低炭素・脱炭素社会に向けたCO2フリー燃料の水素・アンモニア製造の実証・商用事業の県への働きかけを行います。また、省エネ建物(ZEB、ZEH)の会員への普及に努めます。
    ④循環型社会推進のため、容器包装プラ・農業用プラ等原料による廃プラペレット製造事業と廃プラ製品製造事業の県内導入を県に働き掛け、同事業への会員参画に努めます。
    <6次産業化委員会>
    ①6次産業化委員会として、地域との連携をはかり、取り組みを発信します。
    ②県内の6次産業化を推進するために、学習会・事例報告会・先進地視察等の取り組みを定期的に行います。
    ③昨年度に引き続き島のいいもの再発見フェアを他委員会との連携をとりながら開催します。