今回の沖縄県の「小規模事業者等IT導入支援事業」（補助率10/10）は、国のIT補助金の沖縄県版です。これまでにない画期的な補助率でIT導入費用を100％補助金で賄います。同友会の政策委員会とビジネス連携部会「ゆいま～る」情報委員会が何年もかけて、県に「政策・要望提言」して実現した事業です。

ＩＴツールとは例えば以下のようなものです。
販売管理・給与計算・勤怠管理・RPA・グループウェア・チャットボット・リモートソフト、各種クラウドサービス。他には導入指導、定着化支援なども対象となります。
事例としては以下のようなものです。
① テレワーク拡充：例えば自宅等から会社のPCを遠隔操作するツール。これで会計処理や給与計算、伝票処理も自宅から行える。
② クラウドサービス：特定のPCでしか使えなかった販売管理や顧客管理、見積もり処理などをクラウド化し、客先からでもアクセスできるようにし、受注機会を逃さない。あるいは、ＷＥＢ会議と組み合わせて自宅から営業活動ができるようにする。
③ ＲＰＡ：営業会議などの集計表を販売管理ソフトなどから自動で収集し、EXCELで自動加工する。RPAという自動ツールを導入し、使い方などの指導を受ける。
④ コンサル：導入したツールを使いこなせるように指導ならびにコンサルを受ける。
⑤ 教育：ツール導入と併せて、この機会にＩＴ人材を育成する。
その他、労働生産性の向上につながるソフトウェアやクラウド、コンサル支援等。

詳しい内容、アンケートはこちらのサイトからご確認ください。
https://isc-okinawa.org/project-005/